大阪市立大学法学部棟
- 建 築 主
- 大阪市
- 所 在 地
- 大阪市住吉区
- 用 途
- 大学
- 構 造
- S造 SRC造
- 階 数
- 地上11階
- 延べ面積
- 6,422m2
- 竣 工
- 1993年3月
この法学部学舎は大阪市立大学としては初めての高層建物であり、本館西隣に位置すると共にJR阪和線からも近く周辺との調和を認識し、
プレーンな中にも親しみのある建物となるように計画した。
本学舎西側低層階は既設2棟をつなぐ形で計画されており、各々をつなぐ不規則な外部通路を格子組した構造体で取り囲み低層部全体のデザイン構成の基とした。
またもともとバラ園であった中庭に面するこの通路は学生の憩いの場としても、空間構成にうまく係わり合える事を望んだものである。
外装の色は、ソフトで明るい色を基調とし緑あふれるキャンバスと調和し優しさの感じられる建物となるように心掛けた。